自惚れと勘違い?
ソニーと松下が技術提携をするのでは・・・というニュースが流れている。
日本は資源の乏しい国である。
その日本は技術力を武器に輸出大国を標榜してきた。
そして世界的な企業として評価を高めてきたのが家電のソニー、松下、そしてシャープなどである。
ところがここにきて韓国のサムスン電子などに技術力でも後塵を拝している。
液晶のトップメーカーはシャープだったし、それに伴うTVや家庭用の白物家電などは圧倒的な人
気を誇ってきていたが、いつの間にか「日本に追いつけ、追い越せ」と後を追いかけてきた韓国に
抜かれてしまったようである。
今年米国で開かれた家電(TVなど)の見本市でも海外バイヤーの感想は辛辣で、「日本のメーカ
ーは何も新しいものがない」と評価され、韓国メーカーが注目を集めていたらしい。
さらに有機ELを利用したTVも後塵を拝していると言われている。
その有機ELの世界トップの技術は日本発であるにも関わらず・・・である。
よくは分からないが、どうも日本のメーカーは慢心していた気配がある。
そうしている間にシャープの独壇場だった液晶技術も、それを元にしたTV市場も韓国に追い抜か
れてしまったようだ。
その結果ソニー、松下、シャープの3社は莫大な赤字を計上している。
そして出てきたのが「ソニー」と「松下」の技術提携の話である。
競争力を高めるためにはコストダウンと共に開発費を合算させることで、負担を減らしリスクを含
めたコストカットを目論んだ技術提携ということなのだろう。
見方を変えれば守りの姿勢とも思えるが、莫大な開発費負担の軽減と開発費用集約と技術力の
強化をめざしたものという気がする。
日本国内で切磋琢磨して技術開発で凌ぎを削ってきたメーカーが技術提携するのは背に腹は変
えられないということか?
バブル以降の日本は足踏み状態で、ほとんどの業界で活性化できていない。
政府は?・・・といえば相も変わらず財務省主導の増税論議だったり、それを経団連の老害たちが
景気が良くなるという意味のことを述べて賛成しているのだから話にならない。
「税と社会保障の一体改革」とかいって、消費増税を叫んでいる。
ところが自らの身を切る法案は足踏み、議員の定数是正は一向に進まない。
ましてあれだけ大きな震災後の後遺症が残る状態で、景気の先行きもおぼつかない状態での増
税はデフレ脱却どころかさらに景気の悪化をもたらすに違いない。
増税に政治生命をかけるらしい馬鹿げた首相は他に政治生命をかけるものがないらしい。
きっと頭がどうかしてしているのだ。
国民のレベルがその程度だからそれに沿った程度の政治しかできないということでもある。
一体ソニーの井深さんや盛田さん、そして松下幸之助さんの先取精神はどこにいったのだろう?
根拠の乏しい自惚れと勘違いが、日本の技術力を弱め、グローバル経済下での日本企業没落
を形成しつつある気がする。
一方でグローバル社会は日本文化、特にアニメやオタク文化という新らしいトレンドを発信し続け
ている。
ネットによるほとんど時間差のない同時性をもって世界に発信、それは日本の文化を輸出してい
る事に繋がっている。
こうした状況下で園芸も購買心理の側面でボーダレス社会の影響を受けて「今」がある。
そんな中でどう消費者に近づいていくのか、いい加減真剣に考えるべきだと思う。