フラワーEXPRESS

花や花き産業をテーマにした独り言&辛口コメント
<< December 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>
 
SPONSORED LINKS
RECENT COMMENT
RECENT TRACKBACK
MOBILE
qrcode
PROFILE
無料ブログ作成サービス JUGEM
 
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | | - | - | - | - |
複合する苦悩に立ち向かうには・・・
 
これまでにも述べてきたが、園芸を取りまく現況は業界自体の低迷、或いは減少と共に日本全体が
抱えているデフレによる不況がある。
それが克服できない限り、本当の意味での回復は難しい。

厄介なのはマクロ経済における国の経済政策や世界レベルでのグローバル経済下の日本の立ち
位置が関係してくるため、園芸の世界だけでどうにかなるものではないということがある。
為替レート(円高)や国内の金融政策、それに伴った財政の問題などが相まって国際経済での日本
の評価が大きく影響してくる。
これらを如何に解決していくかが政治の責任になるが、今のところ安倍政権は比較的素早い対応策
を打ち出しているようだ。
ただ川下まで影響を及ぼすまでには最低でも2~3年はかかるから、それまでに失速することも十分
考えられるだけに、安心は出来ないだろう。
同時に輸出に頼る日本の企業が国内に市場を求めても、少子高齢化の中で消費は伸びようがない。
海外に顔を向ければコスト競争力で圧倒的に不利な状況は変わらないから、前途は多難である。
ものつくりや技術力で勝負をしてきた日本の企業は、新興国の攻勢に軒並み敗退してきた現実は、
これからの輸出産業をどのように進めていくかが勝負のカギになるだろう。
先日の発表でもサムソンがスマートフォン市場で圧倒的なシェアを誇っている。
こうした現実はものつくりの日本とか技術力の日本などと言っている場合ではない気がする。
それに加えてPR下手の日本は、せっかく素晴らしい技術やものづくりの伝統があっても、それをアピ
ールする手だてが下手ではどうしようもない。
以前にも記したが、パナソニックの社長が「技術力だけでなんとかやっていけると思っていた思い上
がりを反省しなければいけない」というようなコメントを述べていたが、まさにその通りだと思う。

こうしたことをクリアできて初めて所得が伸びることになるし、ひいては消費の改善に繋がる。
要は実体経済に変化が起こらなければ、消費回復は望めないということだろう。
名目上の伸びはマクロ的には評価できても、それが実質所得増やデフレ傾向から脱却しているとい
う感覚が一般の国民レベルで感じられるようにならなくては消費は改善しない。

さらに問題は業界の置かれている状況がある。
これはこのブログで何度も指摘してきているように、魅力を失ったものに消費者は顔を向けない。
そのことが園芸で碌を得ている人の多くが解っていないことが、一番の問題点である。
そこをどのように分析して生産に活かし、そして販売の前線で購買客にアピールするかである。
それには、まずこれまでの生産や販売の方法の否定からでしか解決は出来ない。
市場を失ってきた生産や販売方法に拘ってもトンネルから抜け出せないことに気付くべきだ。
直接売っているのは植物であっても、モノを売る発想から抜け出さない限り、低迷の現状から抜け
出すことは難しいだろう。
それを理解出来る生産者や販売店がどれだけいるかで、園芸が見直されるかどうかだと思う。
実際にそれが理解出来ても解決する方法論や手だてが解らなければ市場は反応しない。

それをどれだけの生産者や販売店など園芸に携わる人たちが解っているかだが・・・・?



スポンサーサイト
- | 12:03 | - | - | - | - |
コメント
コメントする