フラワーEXPRESS

花や花き産業をテーマにした独り言&辛口コメント
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業界再編

景気の低迷や当該業界不振になると、まず話題になるのが業界再編やM&Aである。

例えば何年も前年比マイナス成長の続くデパート業界は大丸と松坂屋、伊勢丹と三越、阪急と阪神
ヨーカ堂やセブンイレブンを擁する7&iホールディングスが西武とそごうを傘下に収めている。
発展的に合併するところはほとんどない。
なぜ合併するのかと言えば市場占有率を高める意味合いが大きく、生き残るために寡占化を標榜す
るのだろう。
同時に社会的影響を考えて吸収合併する場合もある。

種苗の世界も同じで、世界的に先進国の景気低迷もあって花卉業界の減速が続いている。
ボールがパンアメリカンシードを傘下に収め、今はキーフトもボールの企業グループに入っている。
キーフトは一時期日本に営業拠点を設けるところまで話がでていたが、業績の低迷から断念、それ
どころか自ら身売りしたようなものだ。
シンジェンタはゴールドスミスを買収、ベナリーは某サプライヤーの植物の一部だけ自社ブランドに
組み込み、そのサプライヤー自体は廃業した。
SAHINはタキイに身売り、ずいぶん前になるがデンフェルトはサカタが傘下に収めている。
他にも色々な動きがある。

こうした業界の実態は将来性という意味でも疑問符が付き、業界の先行きに望みが持てないケース
が多い。
園芸業界はその真っ只中にあるといっても過言ではない。

景気の良かった頃の銀行を考えてみるとよく分かる。
当時は都銀と呼ばれていた三井、住友、三菱、三和、神戸、太陽、協和、埼玉、北海道拓殖、富士な
どたくさんあったが、今では合従連衡を繰り返してどこがどれになったのか解らなくなるほどだ。
銀行の場合一般への影響が大きいために破産にはできない。
それ故に余裕のあるところが受け皿になって乗り切ったり、政府が資金投入して助けてきた。

こうした事実をみるとその業界の置かれている現状がよくわかる。
市場が潰れたり、市場同士の合併を繰り返すような園芸業界は、この先の状況はかなり厳しいこと
を意味しているが、ほとんど打つ手がないようだ。
その中で生産者や販売店は生き残らなくてはいけないのだから大変である。
多くの生産者や販売店を見る限り、それほど深刻に捉えていないようだが、実に脳天気に見える。
購買市場が無くなることはないだろうが、さらに狭くなることは確実である。
特に生産者の場合、農業という側面から何とか食っていけるから余計に始末が悪い。
直売に向けて販路を拡大している生産者もいるが、何もしないよりはマシ程度のことである。
それも本格的に参入して3年もすれば頭打ちになるだろう。

さてそれからどうするのだろう?と、いつも思う。
ある意味見物でもある。

色々考えるには今が最後のチャンスかもしれない、と思って対応策を練るべきなのだが・・・


 
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コメント
from: -   2013/01/21 8:49 PM
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